マイクロリカバリーパッチから見る「一般医療機器の存在意義」

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更新情報
12/13 23:08 「おまけコンテンツ」を追加しました。
12/17 18:08 「大事なことを言い忘れました」を追加しました。



こんにちは!ライターの花上です。

先日、スポルテックへ行ってきました。その際のレポートなどはそのうち、大房先生が書くと思いますので、ここはグッと抑えて独自路線な記事を書こうと思います。


マイクロリカバリーパッチが話題

みなさんは、この商品をもう試しましたか?



酒井医療さんで発売開始された、マイクロリカバリーパッチです。
その名の通り、パッチ状のシートを貼り付けるだけで微弱電流が発生するという代物。これは面白い。

厳密には、水を垂らして使う様になるのですが、なんと72時間も効果を持続するとか。

ぼくも早速、サンプルをもらって使ってみています。というか、発売前にもらっていました実は。イエーイ♪w (もう発売したので時効でしょw)

はい。もう既に斜め上の使い方をしています。笑

こういう性格なんです。というか、物療オタクの性です。

実験、検証、比較。


ひたすら、色んな商品でこんなことをしています。なんでかって?

誰かの役には立つでしょう?みなさん、まとめ記事好きですもんね?w

※まとめ記事は殆ど書いていないが、実は結構商品比較は行っています。


さて、後ほどマイクロリカバリーパッチについての考察などを書いていきます。これは結構面白いと思いますのでお楽しみに😌


記事を読んだ方の声続々!







医療機器とは?

さて、みなさんは医療機器って分類があるのはご存知でしょうか?
意外と、どんな分類があるのか?は理解していないかもしれません。ここで、ざざっとご説明します。

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医療機器はクラス分類という分け方で分類されています。このように人体への危険度合いによって、分類分けされています。

クラスⅣ 高度管理医療機器
患者への侵襲性が高く、不具合が生じた場合、生命の危険に直結する恐れのあるもの


クラスⅢ 高度管理医療機器
不具合が生じた場合、人体へのリスクが比較的高いと考えられるもの


クラスⅡ 管理医療機器
不具合が生じた場合でも、人体へのリスクが比較的低いと考えられるもの


クラスⅠ 一般医療機器
具合が生じた場合でも、人体へのリスクが極めて低いと考えられるもの


こんな形になっています。ここまではいいですね?
では、どの様なものがこれらに分類されるのでしょうか?

高度管理医療機器

高度管理医療機器
(例)透析器、人工骨、人工呼吸器、輸液ポンプ、植込型ペースメーカ、人工心臓弁、コンタクトレンズ、カラーコンタクトレンズ(度なし)、除細動器

https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014022700365/
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高度管理医療機器(クラスⅢ・Ⅳ)にはこの様な種類があります。主に病院で使われる機器が多いですね。意外かもしれませんが、コンタクトレンズもここに含まれるようです。
確かに、目に直接入れるものですからね。何かトラブルがあって失明デモしたら大変です。
かなり、命に直結するような機器も含まれていますのでこの辺りは治療院の先生方にはあまり関係ない話かもしれません。


管理医療機器

管理医療機器
(例)家庭用電気治療器、家庭用電気マッサージ器、歯科用金属、補聴器(骨固定型はクラス分類3)

https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014022700365/
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はい。こちらはみなさんおなじみの物が出てきます。
家庭用の電気治療器や家庭用電気マッサージ器などが記載されていますが…

みなさんの院で使用しているほとんどの治療器はクラスⅡです。


本編でこの話は嫌というほど出てきますので、まずはここを抑えて置いて下さいね。


一般医療機器

一般医療機器
(例)メス・ピンセット等の鋼製小物類、救急判創膏、X線フィルム、副木、歯科用ワックス

https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014022700365/
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一般医療機器に分類されているものは、主に備品やテープのような物が多いですかね。ほとんど不具合が生じても人体に害のないものが分類されています。

握力計などの測定に使うようなものも、ここに分類されたりします。


今回のタイトルとは?

さて、今回のタイトルにも入っています、マイクロリカバリーパッチについてです。

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僕はこの手の商品、結構好きなんですよねw
あくまでも個人的意見ですけど。

この商品は皮膚に貼り付けると、微弱な電流が発生するパッチとなっています。

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※本編ではこのメカニズムについても少しご説明します。
※これは物療沼ポイントになりますのでマニアな方でも多少面白いかとw


微弱な電流が発生することにより、いろんな事が起こります。(アバウト)

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周りのテープの部分は電気をほとんど通さず、真ん中の電極部分を濡らすことで、微弱な電流が発生します。

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微弱な電流が発生することにより、いろんな事が起こり(アバウト)貼っていると不思議とコリがほぐれていくのです。

72時間程度、効果を発揮するとのことで、長時間貼り続けてもOKな商品。コスパも良さそうですね!

基本的には気になるところにピッ!っと貼って後はじっくり待つ。それだけの商品です。

治療院の先生でも、一般の人にも販売できるのが特徴で、物販としても提供することができます。

冷却シートだけではなく、この様なアイテムも加えると、今までにないアプローチができるのではないでしょうか?

僕は既に使用しています。今回はその感想も本編でじっくりと語りたいと思います。



この手の商品はサンプルで試してみないとなんとも言えないと思います。今すぐに酒井医療さんか、お付き合いのある業者さんに問い合わせてみましょう!





みなさんが気になるであろう事項


今回の記事については、現状抱えているみなさんの疑問点を僕なりの解釈+生理学、物理学、法律を交えて語りたいと思います。

・実際の効果はどうなのか?

どう考えてもみなさんが気になるのはここだと思います。笑
コチラに関しては正直、まだデータも出ていない商品ですので、僕なりの主観がたっぷり入った内容になってしまいます。が、現状分かっていることをズラー--っとまとめますのでそちらをもとに判断して下さい。

・どういう原理で電流が発生するのか?

これも気になりますよね?気にならなかったら、今回の記事は全く役に立たないかもしれません(汗)この部分に関してはマニアックな内容になると思いますがお付き合いください。
やはり、原理もよくわからないものを患者さんに提供するというのは、僕は好きではないんですよねぇ…

・どうやって提供するのか?

効果がなんとなく理解できて、原理も分かったら提供方法を考えなければなりません。普通に「気になるところに貼っておいて」だけでも良いんですけど…それだけだったら患者さんも納得しないかもしれません。
なぜかと言うと、コレは微弱電流の商品です。ということは…?
勘の良い方はこれだけでも「ああ、そうですよね」と思うんです。リアル物理療法マガジンの読者だったらそうあって欲しい!w

記事内で、患者さんに提供する方法をお伝えします。

これだけでも、マイクロリカバリーパッチの売上はガツンと上がると思います。(売るのが目的じゃないけど)

・一般医療機器の存在意義って何よ?

タイトルにもあるのですが、私達が普段使用しているのは管理医療機器です。今回のマイクロリカバリーパッチは一般医療機器です。

この違いって気になりませんか?


なぜ、管理医療機器ではないのか?どうして一般医療機器にする必要があるのか?

法律的な側面と、現場的な側面、意外と深い意味が隠されているこの部分の仕組みについて触れたいと思います。


この記事を読んで得られる事は?

・マイクロリカバリーパッチの効果が見える
・マイクロリカバリーパッチで微弱電流発生の仕組みがわかる
・患者さんに提供する方法が見える
・一般医療機器と管理医療機器の違いが見える
・今後の院内での施術、物販のあり方が変わる



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