こんにちは!ハナウエです。
今回は「臨床編」ということで、より実践的に使える考え方を理解していきましょう。
※白文字が無料部分です。黄色が有料コンテンツとなります。
さて、まずは物理療法とセラピストの現状について考えていきたいと思いますが…
その前に…
ですよね。みなさん、普段の業務でメチャクチャ忙しいと思うんですよ。
時間が無いと焦って、目の前の患者さんに
「アレもやらないと…」「コレもやらないと…」と、慌てて考えることも多いのではないでしょうか?
例えば、こんなケースではどうでしょう?
1週間後にサッカーの試合がある学生が来院しました。
様々な事を考えなければなりません。
など。考えること、やること山積みです。
このような状況の際、あなただったらどうしますか?
物療の知識がない方、あまりイメージが出来ない方は、いろんなセミナーに行きますよね多分。
僕も様々なセミナーに参加していますが…
なんとなくのイメージですが、こんな感じですよね。
※回答はイメージです。
①初期は腫張軽減を狙い、ハイボルテージ
②組織修復を早めるために超音波
③家では微弱電流を当ててもらうように指導
王道といえば王道。
よくある、一般的なセミナーの内容はこんな感じだと思います。
で、
で、ですよ。
必ずこの流れになります。
毎回です。ほぼ毎回このような質問をする方がいます。
悪いとか、そういう話ではなく、一律で物療を学ぶ環境がないからこのようなことになるんでしょうね。
僕はこのような状況を変えたい。ので、リアル物理療法マガジンを書いています。
あ、質問するな。という意味ではありません。
このぐらいはスッと答えられるようになったほうがいいですよね。というか、最低限は必要だと思っています。
で、繰り返し学ばないと、知識なんて増えませんので、このような人が増えてきます。
先程も登場しましたが、このような患者さんが来院。
そんな時に「パッ」と目についたセミナーの告知を発見。
速攻で改善!
このようなテクニック系のセミナーに参加。
すると、
「新しいスキルを身に着けたぞ!!!」
と、自身満々になります。
そして、そのまま覚えたテクニックを、何も考えずに患者さんに施術。
すると…???
患者さんには全く効果がありませんでした。
「あれ?おかしいな…超音波はダメなのかな…」
気づかぬ内に、物療の効果を疑うようになります。
「よし!痛みが取れないなら疼痛抑制を強くかけられるハイボルテージだ!」
と、次のセミナーへ…
未だ、患者さんの状態は良くなりません。
サッカーの試合は1週間後でしたから、この状況だともう間に合ってないですよね。
今回のケースは別に、超音波がダメとか、ハイボルテージがダメと言う話ではありません。
あくまでも術者が状況を理解して、正しい処置がで来ていない事が問題なのです。
テクニック好きな人は、割と真面目で
「よし!今日は施術後にセミナーで習ったテクニックを練習するぞ!」
と、意気込んで練習に励みます。これは良いことです。
しかし、幅広く状況を掴めていないので、いつまで経っても結果が出ない。または出る確率が低い状況から脱却出来ません。
一番の問題点は、
「何が悪いのかわからない」
ということです。
これは
患者
自分
状況
全てを俯瞰的に見ることが出来ていないため、解決策を導くことが出来ていないのです。
テクニックコレクターの方は、真面目が故にドツボにハマってしまう事が多い。と僕は感じています。
さて、ここからは有料部分になりますが、極々基本的な事を書きます。
しかし、この部分が抜け落ちていては、性能のよい物理療法機器を使用して
「なんだか知らないけど痛みが取れた!!!」
とか、
「一発で痛みが無くなった!!!」
と、浅い感動で満足してしまう状況から抜け出すことは出来ません。
それって、解決になっていますか?
状況を整理するスキルが身につけば、患者さんが叶えたい目的、目標を叶えることが出来ます。
施術者も患者も「痛みが取れればそれでいい」と思っているのであれば、それでもいいのかもしれません。
ただし、それで幸せになれるのか?は正直疑問です。
ここからの記事内容に関しては、ものすごい細かく状況を整理します。
物理療法において、何が一番重要なのか?
が、理解できれば、どんな状況でも対応出来るようになります。
さぁ、一緒に学びましょう!
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