新卒でも分かる!物理療法「入門編」

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Q

あなたに、質問です






「あなたは物理療法を武器に、患者さんから圧倒的に信頼されるセラピストになりたいですか?」





このマガジンは、圧倒的に物療が理解できるようになります。




なぜ、そんな事が言えるのか?




楽しみながら物療を学べるマガジンだから


です。








本記事は無料です




はじめまして! リアル物理療法マガジンライターのハナウエです。

継続して購読いただいている方もいらっしゃると思いますが、今回は「新卒でも分かる」がコンセプトの「やさしい物理療法」の記事となります!


というわけで、これから物理療法を学びたい!という方は、是非この記事からスタートしてみてください!

また、既に物理療法を理解している先生方にも、「原理原則」のお話から再度、記事化していきます。改めて物療に関して、見直してみましょう!


目次



さて、目次です。


・物理療法のイメージ

・まずは整理整頓

・目的・目標・手段

・学習の手順

・まとめ


と言う形で説明していきます!



物理療法のイメージ



皆さんは、物理療法に対して、どんなイメージを持っていますか?




僕の勝手なイメージですが、こんなイメージなのでは無いでしょうか?





どうですか?ある程度、合っているのではないでしょうか?

もちろん、物理療法を深く理解されている先生は、こういうイメージは既に払拭していると思います。

しかし、セラピストとして現場に出たばかりの先生方は、既にこのようなネガティブなイメージをお持ちなのでは無いでしょうか?



だからこそ!僕ら「リアル物理療法マガジン」のメンバーは、少しでも物理療法の魅力や素晴らしさを皆さんに伝えたい!!!と思っているんです。

僕らの役割は、「簡単に」「面白く」「現場で使えるスキル」を学べるマガジンを書いています。

正直、過去の記事はボリュームが物凄いあるので…今からそれを全て読み返すのも大変だと思います。



なので、今回の記事をスタートとして順に学べるように再構築致します!



・今から物理療法を学び始めたい方

・現場で物療を使用していて、疑問を持ってしまった方

・勉強していたが、深みにハマりすぎてしまったので再度整理したい方


このような考えの先生は、是非、一緒に学んでいきましょう!




もちろん、書籍で学びたい先生方も多いと思いますし、僕らもそれは推奨します。

下記内容のテキストは、ざっとでも目を通したほうが良いと思っています。

医学的、エビデンスに基づく知識ももちろん重要です。







物理療法の本も、かなり多く存在します。

しかし、問題点があるんです。



1.内容が難しい

2.現場向けに作られていない

3.患者さんに説明できる言葉になっていない



これは、あくまでも専門書です。という事は専門家は一度目は通したほうが良い内容です。しかし、そのまま現場に活かせるのか?と言うと正直疑問が出てきます。



「患者さんに伝える表現(言葉遣い)はほとんど書いていない」



です。


このテキストを自分なりに理解し、専門的な言語を翻訳してから、患者さんに伝える必要があります。

という事は、患者さんに提供できるまでの時間がかかります。


臨床は甘くないですし、単純化すればするほど、足りない知識が増えてきます。

そうなると、的確なアプローチもできなくなるかもしれません。




僕らリアル物理療法マガジンは、「リアル」な現場の経験、体験から記事を書いています。


よって、直接現場で患者さんから言われた事、現場で体験したことをすぐに記事化しているんです。そういった意味で、「リアル」なんです。

現場で困った、解決したい、テキスト見ても答えが書いてない…


そういう経験をされている先生方の手助けに、必ずなるマガジンです。



テキストで学び始めると、知識量は一気に上がると思います。


でも、情報量が上がるだけだと足りないんです。



それは、整理整頓できなくなってしまうから。





先程紹介した本、一気に全部買おうとしないでくださいね?

買ってもいいですが、絶対に整理整頓できないと思います。笑

(※僕がそうだったから…)




なので、しっかりとガイドさせて頂きます。






迷子にならないように、まずは整理整頓からはじめましょう!





まずは整理整頓


と、言うわけでまずは整理整頓です!


皆さんの頭の中を、画像化したものがコチラです。











恐らく、物理療法の情報をダーーーーーっと入れるとこんなイメージなのではないでしょうか?

もう、一言で物理療法!と言ってもコレだけ(じゃ足りないぐらい)の情報量があります。



これ、うまく分類できますか?整理整頓できますか?



パッと患者さんに素早く対応できるようにするためには、これらを、キレイに頭の中で整理整頓する必要があります。




方法は簡単です。



種類と用語を理解すれば良いのです。



種類と用語



さて、物理療法機器には多くの種類がありますよね。


・温熱療法

・電磁波療法

・超音波療法

・光線療法

・電流療法

・寒冷療法

・ラジオ波療法

・衝撃波療法

まだ、色々あると思いますが…。


そして、用語もたくさんあります。


・Hz

・μA

・bar

・V

・msec

・BNR


とか、まだまだたくさんありますが…。



これらを、全て答えられますか?

うまく分類できますか?





リアル物理療法マガジンでは、これらの情報を、今まですべての記事で事細かに説明してきました。

過去記事を読むだけでも、これらの内容はしっかりと理解できると思います。


ただ、あまりの情報量のため、これから学ぶヒトは何から学べばよいのか…?わからないかもしれません。


だからこそ!


リアル物理療法マガジンも、これから整理整頓していきます!




目的・目標・手段


そんな中で、まず重要になってくるのがこの3つの考え方です。


物理療法を扱うという事は、既に患者さんに物理療法を使っているかもしれません。


こんなシチュエーションになっていませんか?




痛みを抑えたい

患者さんに電気治療を行った

痛みが取れない

物療の効果が無いのでは無いか?



まぁ、よくあるパターンですよね。

でもこれって痛みを取ることが目的となってしまい、それを短期的に実現したいから物療に頼る。という考え方になっています。


これは、本来ではないんです。




確かに、物理療法は「疼痛抑制」という言葉がよく出てきます。

でも、これって言葉をよく見てください。



「抑制」


です。


そう、抑えているだけです。




痛みの発生原因(と言うと物凄い難しい考えになってきてしまいますが…)を抑えようとしても、物理療法だけではどうにもならないことも大いにあります。


物理療法機器はあくまでも手段としての活用をすることが大前提です。




痛みを取る手段=物理療法


こういう事も考えられますが、では、「痛みを取る」と言うのはどういう意味でしょうか?



感覚の話ですか?

組織修復の話ですか?



このあたりも、整理整頓できていなければ物理療法をうまくは活用できませんよね?




次のようなケースで考えてみましょう。






このような場合は、どうでしょうか?


ケガの損傷度合いにもよりますが、足首を捻挫してから、大会に出るまでの流れです。


痛みは取れました。



しかし、その状態で歩けますか?



不安定感を抱えていたら、試合に出れるでしょうか?




そして、その選手が何を目的にしているのか?で、目標も変わりますよね?



この図を見てわかる通り、物理療法はそれらを達成するための手段なんです。






ただ、痛みを取るのが目的の治療器。と言うのはあまりにも狭い役割ですし、面白くありません。

物理療法は様々なエネルギーがあります。そのため、様々なシチュエーションで活躍できるのです。


例えば、次の図を御覧ください。



わかりやすく、絞った表現になっていますのでご了承下さい。


痛みを感じているときは、痛いという「感覚」が刺激されています。

その感覚を変化させることにより、痛みを「抑える」或いは「軽減する」という役割を果たします。

感覚刺激の変化としては、電流療法や、衝撃波などがありますよね?


もちろん、温覚、冷覚刺激を入れることにより、痛みの感覚を変化させることができます。


痛みを抑えている間にも、組織修復は同時に行われていきます。

修復を促すという意味では、循環をよくするために温熱療法を行いますよね?

また、微弱電流などでも修復力は高まるとも言われています。



では、機能に関してはどうでしょうか?

立つ、歩く、走る。そのためには関節や筋肉がスムーズに機能できる環境づくりが大切です。

そのためには何の物理療法を使用するのか?このあたりまで来ると…




あれ?どの分野でも物理療法って使えるのでは…?



というイメージが出てきませんか?



そうです。物理療法は痛みを抑えることがだけが目的では無いのです。







エネルギーによっては機能改善でも、組織修復でも、疼痛軽減でも、どんなときにも活用できます。

ただ、あくまでも物理療法は手段ですから。目的を達成するため、目標を達成するための手法として活用しましょう。


痛みを取るだけが仕事、ではないのです。






学習の手順



それでは、学習の手順を見ていきましょう。

物理療法を理解するには、エネルギーの理解、用語の理解もそうですが…。


結局、それだけでは全く足りないのです。





この図を見てわかる通り、これらの理解が全てできた上で、初めて物理療法機器が本領を発揮します。

あくまでも、物理療法は手段であり、その活用が出来るかどうなのか?はトータルの知識と経験が大きく左右されます。



順番に見ていきましょう。





理学療法士の先生方は物理学はメチャクチャ得意だと思いますので、僕なんかが教えるという事は本当に大した事は教えられません(汗)


しかし、患者さんへの伝え方としては、ザックリ説明する力はあると思っています。

現場対応で、物理学なんて1から患者さんに教えることは無いですもんね?いくら時間が合っても足りません。笑


ということで、シンプルに

・用語を覚える

・単位を覚える

・特性を理解する


と、この最低限の知識は身につけるようにしましょう。

でなければ、テキストを買っても全く意味がわからないからです。


・電圧って何?

・電流量って何?

・ヘルツって何?


マガジンをはじめてからも、いつまで経ってもこの質問はなくなりません。(汗)

皆さん、基礎からしっかりやりましょう!





次に治療器です。


・種類を覚える

・意味を理解する

・使い方を覚える


各メーカーで様々な治療器が発売されています。

どれを、どのタイミングで、どのように使用するのか?


やることはこれだけです。

しっかりとエネルギーの理解ができていれば、正直どのメーカーの機器でもあっという間に、うまく活用できるようになります。


今あるものを、最大限に利用することができるようになる。


これが、リアル物理療法マガジンを購読する一番の利点だと思っています。



僕はぎっくり腰で干渉波を多用します。そのやり方はマガジンの過去記事にに書いてあります。






さて、治療器に詳しくなったり、意味が理解できたところで


どこに当てるの?

何に効くの?

何で効いたの?


が、理解できなければ意味がありません。


最近よく聞くのが…。


「なんだかよくわからないけど痛みが取れちゃった!」

みたいな意見です…。


それ、メチャクチャ怖くないですか?

逆に言うと、意味を理解しないで使っているから、いつか事故が起こっても…僕はおかしくないと思うんですよね。


皆さんは既に国家資格を取得されている方ばかりだと思います。

※もちろんそれに準ずる資格やお仕事の方もいらっしゃると思いますし、海外の方はそちらの資格もあるでしょう。


もう一度、試験レベルで構いませんから


・組織を再確認

・機能を再確認

した上で、

・臨床での考えを理解


していきましょう!結局、解剖学・生理学が重要なんです…


僕も本当に学生時代にちゃんとやっておけば…。と後悔ばかりです(汗)






僕は柔道整復師なので、自分の業務範囲の理解や整形外科的な疾患の判断もしなければなりません。(診断はできませんからね)

無闇矢鱈に患者さんに手は出せないわけです。


骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉離れ


この業務範囲に近しい症状に関しては必ず理解しておきましょう。

基本的には物理療法の多くは、整形外科的な症状に対するアプローチが多いと思います。

この学問も絶対に外せません。






さて、治療器とセットで覚えなければならないのが禁忌です。

手ではできないエネルギーを機器を使用して行うのですから、カラダの中で何が起きているのか?がイメージできなければなりません。

そうでなければ、患者さんに危害が加わってしまいます。


未だに、治療器による事故やヒヤリハットはなくなりません。これに関しては、治療器の効果を甘く見たり、過信によるものだと思っています。


必ず、禁忌は理解しましょう。すでにこちらも過去記事でも紹介はしています。





最後にコチラ。

物理療法はあくまでも「手段」ですから、他にも様々な手段はある訳です。


・手技療法

・運動療法

・栄養

・日常生活

・環境

・普段使っている道具


など。


様々な影響と絡み合って、物理療法は生かされています。この理解もしっかりと行っていきましょう。



この中で、特に必須になってくるのがコチラです。


やはり、結局は解剖学・生理学です。それに加えて症状の理解をするために整形外科学は必須です。


捻挫一つとってもどの靭帯が切れたのか、損傷の程度は、周りの影響は?


色々考えなければならない事は山積みです。まずは症状についてを整理整頓できていなければ、闇雲に物理療法を使用しても効果なんて出るはずもありません。


まずは国試レベルでも全く問題ありませんから、もう一度コチラの理解をしておきましょう。





まとめますと…。

この順番です!

まずは体を知る、症状を理解する。

次に、事故を起こさないようにする。

その上でエネルギーを理解して実際に使えるようにする。



当たり前なんですが、できていないヒトが多いので…しっかりと理解していきましょう!



まとめ



さて、ここまでの内容は難しかったですか?

全然難しくなかったと思います。


「こんな当たり前のことかよ」


と思った先生方も多かったかもしれません。


しかし、ここまで簡単にまとめたコンテンツって他にありますか?


僕は見たことがありません。




需要がないから?



僕は違うと思います。



理解した「つもり」になっているヒトが多すぎるんです。




実際に、全然理解できているヒトが居ないから、いつまで経っても


・ヘルツって何?

・パルス幅って何?

・電気で痛み取れないんだけど?


みたいな質問が山ほど来るんです…。まだまだ、物理療法に対する考え、世界は変わっていません。


だからこそ、「もっと簡単に」「誰でも理解できるように」そんな表現のマガジンをこれからも作っていこうと思います。






これは整理整頓するマガジンです。






最近は、治療機の性能も良くなっているので、あまり知識がなくても当てれば効果が出てしまうものも多々あるので…笑

そういうものが、勉強の妨げになってしまうことも、事実としてあります。


それが、リアル物理療法です。笑

現実です。



ただ、物療ばかりに頼っていると、いつか必ず壁にぶち当たります。



治療器だけ詳しくても、絶対に解決できない事象が出てくるのです。



一緒に、物理療法を考えていきましょう。





「あなたは物理療法を武器に、患者さんから圧倒的に信頼されるセラピストになりたいですか?」


冒頭のこの質問は嘘ではありません。

実際に、このマガジンを読み続けた先生方は、以前とは比べ物にならなくなるぐらいのスキルを身に着けています。





楽しみながら簡単に物療を学べるマガジン




今後は更に、この言葉を元にコンテンツ作成をします。

難しかったら教えてください。もっと簡単に表現します。



是非一緒に、このマガジンから、物療の世界を覗いてみてください。



各ライターのスキルや経験は、過去記事で嫌というほど、たっぷりと味わえます。


今後の僕の記事は、過去記事ほど難しい内容ばかりにはなりませんので、ご安心ください。笑


※たまに沼っぽい記事もかくと思いますけど。




今後のハナウエ記事



さて、今後のハナウエ記事ですが…

毎月、2記事書きます。今までは1コンテンツのボリュームがかなりありました。

正直、読むのが大変だったと思います(汗)


今後は2記事に分けてコンテンツをUPしていきます!




で、ただ単純に記事を書いていても面白くないので…


1記事目→無料

2記事目→有料


という形での提供となります。

1記事目は「物理療法の基礎」です。

本当に基本的な内容ですが、絶対に落としてはならない情報だけをピックアップしてお届けします。


2記事目は「臨床現場での考え」です。

これに関しては僕なりの臨床感がたっぷりはいってしまいますので、教科書、テキストにも書いていないコンテンツとなりますので有料とさせて頂きます。

その代わり、よりリアルに現場で起こっていることや、必要とされる情報、悩みなどにフォーカスした記事内容にします。

ということは…すぐに実践で活用できる内容の記事がコチラになるわけです。


もちろん、無料記事も手抜きはしません。

そして、有料記事を読む方も、無料版を理解した上でお読み頂けると活用できる形となります。



ただ、物理療法の理解だけしたいのであれば無料版でも十分です。テキストを変えば書いてある内容でもあります。

しかし、表現は圧倒的に「簡単」にします。テキストを読んでもわからなかった人にも、必ず役立つコンテンツとなっております。


そして、現場での活用法や考えについて、有料版でたっぷりとお届けします。


イメージとしてはこんな感じです。

購読された方は、絶対後悔しないコンテンツをお届けします。内容に納得しない方は、自由にいつでも退会可能です。

その辺りはご安心ください!


※2記事目は来週の何処かでUPします!


では、皆さまのご購読をお待ちしております!!!



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