「外傷と障害」スポーツ現場での物理療法の違い

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言葉って、意外と流して意味を捉えてしまうことが多々あります。


外傷と障害。


この2つの言葉も、しっかりと意味を理解せずに患者さん対応をしていると

思わぬ落とし穴に入ってしまうかもしれません。



むしろ



すでにそのような状況になっている先生も…かなり多いのではないでしょうか?


今回は基本的な内容ですが、

物療好きな人が陥ってしまう落とし穴的な要素を考えていきましょう。




そもそも…


外傷と障害の違いは、理解していますよね?



一応、確認しておきましょう。




外傷は、

「転倒や衝突など、1度の外力により組織が損傷したもの」

ですよね?

これには

 

・骨折

・脱臼

・捻挫

・打撲

・肉離れ


などが当てはまります。



障害は、

「長期間、繰り返し過度の運動負荷により組織が損傷したもの」

ですよね?

これには


・疲労骨折

・足底腱膜炎

・テニス肘など


などが当てはまります。

ここは、理解できていますよね?





でも、わかっているのに、物療の使い方って同じことしていませんか?



「え?別に同じでいいじゃん」


「痛みを抑えればいいんだから、同じでよくね?」



と、思う方もいらっしゃるかもしれません。



確かに、痛みを抑える事が「目的」であればいいですが、

それって症状の改善になりますか?






「え?別じゃないとダメなの?」



やはり、言葉が分かれている以上、意味が違うんです。

冒頭にも説明していますが、


1回の衝撃で起きてしまった「外傷」と、繰り返し動作で起こる「障害」は別で考えるべきです。



外傷の場合は何を優先しますか?


ちょっと考えてみて下さい。




そもそも、この4つ挙げた


組織修復

疼痛緩和

腫脹軽減

動作改善




って、何を目的として行っていますか?













物凄い簡素に言うと、こんな感じではないでしょうか?






では、これを障害に当てはめて考えてみて下さい。

物理療法で行おうとしている目的は、同じですからね。



それぞれを踏まえた上で、あなたならこの4つのうち、どれを優先して行いますか?


外傷の場合、障害の場合。それぞれ考えてみて下さい。




さて、その考えがイメージできたら、本編へと行きましょう!!!!


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