良い子の皆さん、こんにちは。
一通り物療器も揃ったので、購入意欲が少し減退するかと思っていたら欲しいものはドンドン増え、院内がマスマス手狭になってきました。
山梨の夜明けの片隅でひっそりと整骨院を営む不肖大房です。
これが誰なのかウラは取っていませんが、多分私の事ではないかと睨んではいるのですが、もしこんな変態がこの世に他にいるとするのならば、そこに遊びに行かせていただきい。
それでは、今回もどうぞお付き合い宜しくお願い致します。
今年になってから、オンラインセミナーやらZOOM飲み会(最近めっきり聞かないですが)だとかSNSも盛んで、いろいろなところから情報が沢山入ってくることが多いです。
そんな溢れる情報の中で生活していると気になるものやら、見てみたいようなものがワンサカありますよね。それらの私が気になるものを、まず少し紹介していきたいと思います。
電療をおこなうにあたり、パッドやカップを使うことは多いと思います。これの使い分けってどうやっているのでしょうか?コストがかかるという観点でパッド使わないのはもったいないです。ならばかかるコストはもらいましょう。近頃は衛生面もあれこれ考慮しないといけません、尚更どちらを使用するにせよ、コストはかかります。
体験比較すると分かりますが、刺激の入り方がかなり違います。
メーカー担当と雑談をしていて、面白いことを云う方がいると聞きました。
カップの利点! カップで吸引することで皮膚とファシアに刺激が入る!だそうです。私の見解では、まぁそういうこともあるでしょうよ。と考えますがパッドの方が刺激感として好みです。ご意見下さい。
刺激の違いはプローブでもかなり異なります。これを読み返してください、案外ハッとした気づきが浮かんだりするものです。
プローブを活用した施術の概念
https://therapistcamp.com/sukumane/page/detail/153
そこで最近大きいパッドな売ってなく、当院でも在庫がなくなって困り果てていたのですが見つけました。
https://item.rakuten.co.jp/leapgrow/setus000055/
上のものは安心のセツプランニングですから、きちんと使用できます。ただリンクは貼れたんですけど一番下の楽天も同じ商品ですから買うならポイントが沢山溜まる楽天がお得です。中央のものも悪くないです。少し安くて少し大きいです。
私が大きいパッドをおススメする理由。
1.大きなエネルギーを入れても当りが優しい、そして心地が良い
2.大きな関節(足、膝、肩、肘等)に当てる場合、全体を覆うことができる
ので腫脹の軽減や疼痛抑制でハイボルトを入れる場合に効果が高い感じ
がある
3. コストはかかるが、その効果をきちんと説明することでそのコストを窓 口分に添加できる。それにより以降の物療器を導入していく場合の、
窓口負担の転嫁が習慣化出来ていく。
参考になるよういいツイートがありました。参考にしてください。
ハイボルテージでは小さいパッドを使うよりも、大きいものを使った方が腫脹軽減が見た目に分かるくらい違います。微弱電流に関しては、メーカーさんも大小関係ないという見解です。私も微弱電流使用時は、パッドの大小での変化は見た目も効果も差異は感じづらいです。通電時間と張る場所が大事かと思います。
と云う訳で、パッドは少々コストがかかりますが大きいパッドを使って見ましょう。ちなみに中国やアメリカのサイトでかなり探してみましたが、大きいサイズのものはないです。アメリカ人は大きいのだから、あるだろそりゃと思って結構あちこち見て回りましたが見つからないです。
サイズは違いますが中国から買ってみると、大抵はとりもちみたいでベタベタしていて、買わなきゃよかったと思う代物ばかりです。(私個人の見解です。)
2.5インチ四方のならば、アメリカから輸入したほうが安いです。品質は余程安いものを買わなければ問題ないです。ただ、沢山購入すると輸入代行の会社かそれに係るところからメールか電話がきます。未だ輸入の適量がわかりませんが、個人輸入と云う事なら手元に届きます。
探し求め収集のつかなくなった結果の一部
そして大きなパッドを探し求めていたところ、偶然にも大好物マッサージガンを見つけてしまいました。読者の皆さんもそうじゃない人も、マッサージガンと云えば大坂なおみ選手のスポンサードをしているハイパーアイス社のハイパーボルトですね。
こちらは後発の上位機種です。モーターが大きくなりました。出力は変わっていませんので、静かになり耐久性も上がっているはずです。
そしてさらにこの上位機種があって、ラプターっていうのがあります。
残念ながら私は使ったことがありません。有線のハイパーボルト強化版だと勝手に解釈しておりますが、私が認識している所持していた人はあのメジャーリーガー ダルビッシュ選手だけです。
良かったがすぐ壊れたというTwitterでの感想でした。ツイートが見つけられませんでした。ちなみに価格55万円で、生産終了し完売しております。
ありゃいつの間にそんなことになっていたのだ、東京行ってデモを体験しようと考えていたのに。残念なことをした。
どなたかお持ちの方はいないでしょうか? 体験させてください、手土産持ってお伺いします。
さすがに売っていたとしても、55万円はおいそれとは出せませんから、まあ諦められるとして今年のドラフト1位マッサージガンをいよいよ紹介いたします!
こちらです。
MYTREX REBIVE PRO (マイトレックス リバイブ プロ)
これはもうアタッチメント見ただけで、ヤバイなと一目で分かります。業務用感がばっちり漂っています。見た目も艶消しと金属をあしらって高級感があります。フォルムにも品があります。
惚れました。
アタッチメントがチタン合金でスクリュー固定です。この本格的な感じは、期待しかありません!
当院にある数多のアタッチメントが子供レベルにしか見えません。比較のためにどうぞ
こうなるとまるでおもちゃです、泣けてきます。体験はしてないですが、深部まで振動刺激が入ることは容易に想像がつきます。そしてこの記事を書きながら調べるうちに決めました!
これ絶対買うっ!!!!
が、一晩立って少し落ち着きました、多分買うけどひとまずデモ機を借ります。
早速デモ依頼をお願いしたところ、弟分のこちらまで貸してくれるという申し出。
2つ返事で受けました。
それとプロ本体
充電器の3点セットで貸してくれるという、太っ腹っぷり。なんということでしょう。最高過ぎる!エキサイティング!!!!
はい、ド〜ン。 お値段 85,800円(税込)
ハイパーボルトの模倣品約5~15本分です。なにができるのかは使ってみないとわかりませんが、物療機器って購入する前にこれで何ができるだろうか?これ使えば、あれに効くんじゃないか?と考えながら選びませんか?どうなんでしょう?
私の場合は、シュミレーションしながらあの方の症状ならこれイケるかもだとか、こうやって違う物療と組み合わせると面白いかもだとか妄想に妄想を重ね、片っ端から使って見ます。でないと、どういう使い方が良いとかどう効くか分からないから。とは云っても節度はあります!安全に配慮はしましょう。
と云う訳で、使った感想などはこちらのマガジンかプレゼント動画で共有しますので期待してお待ちください!
はい、ジアテルミーまだやらねぇのかよ!という話はごもっとも。もう少しお付き合いお願いします。だって地味なんですよ、ジアテルミー。皆さん買ってあげてください、廃れていきます。お願いします。
で、もう一つは皆さん大好きハイボルテージ!といえば入門機は酒井医療のフィジオアクティブ。
ですが、今回は超ダークホース 大島製作所の MOBILEBIO Pro であります。
大島製作所ですよ、知ってますか? そもそも知らんとか云わないでください。ローラーベッドと大型低周波治療器だけじゃないですよ。案外面白いもの出しております。
まあ地味ですよ、デザインも存在感も。でもいぶし銀的なメーカーです。
これ一つで、
・EMS (Eiectrical Muscle Stimulation)
・HV (High Volatage)
・MC (Micro Current)
を使うことができます。
なんとこんな佇まいで、今年の3月リリースされたばかりの新製品です。
大きな声じゃ云えませんが、もう少しなんとかならなかったのか。
画像だけだと、まだ見られるのですが動画で実機見るとなかなかです。
昭和かよ!ってな具合です。
先月の記事で書いた、酒井医療のこだわり・・・
とは180度違う感じがしますが、そこは社風ということで。
覚悟してどうぞ!
最初にしれっと全体像が映ってきますね、よぉーくご覧ください。
どぉーですか?
まぁそういうことです。
ただこんなナリですが、性能は良い感じです。出力は2チャンネルあります。大事なのはスペックです!!
EMSのモードで使用する場合、低周波を 5~12Hzでスイープします。
それを高周波 67,700 か 80,000㎐ を使って入れていきます。
これはかなり良さげな数字じゃないかと思います。
そして心地よいとこ、効果的なところで固定(キープ)しながら流すことができます。
プログラムも組んで置けるみたいです。
HVですが、プローブでもパッドでも使えます。
プローブもこれまた、あれです。
ハイボルテージはカタログ上100V まででるそうです。
体感してないので何ともいえませんが、デモすることになったのでレビューはします。楽しみです。
マイクロカレントもスイープして使えるので、使い勝手は良いと思います。
でも、お高いんでしょ?って思ったんですが 定価49万円 プローブなども一式ついております。見た目にさえ目をつぶれば、かなりお買い得なモデルだと思います。あくまで定価なので、末端価格は頑張ってください。
東京医研さんのご厚意で、ご希望の方はアーカイブを視聴できるようになりました。パチパチ。
ご希望の方は、
東京医研株式会社
営業部 WEBセミナー担当
白井稜汰様 r-shirai@tokyoiken.com
宛に 『スーパーライザーWEBセミナー視聴 希望』と件名
所属 資格 名前 を記し
※これを見られている方は大丈夫だと信じておりますが、失礼のないようメールしてください。
武蔵野メディカルシステム 上田健二さん @musashinomed
酒井医療株式会社 宮崎健二さん @kenji4710101
こちらもお二人のご厚意でアーカイブでセミナーが視聴できます。
こちらの方法は、W健二さんをTwitterでフォローしていただき上田さんに
『物療マガジンあるあるを云いたい、セミナーのアーカイブいただけますか。』と、くれぐれも失礼のないようにDMしてください。以上です。
今後の物療機器について熱く宮崎さんが語っておられます、是非視聴してみてください!
今週第2弾もあるので、良かったら是非参加してみましょう。
お気軽に!となっているので専門家にあれこれ相談したり、雑談するだけで知見も広がります。私も先陣を切って体験させて頂きました。
おじさん同士で、30分の予定を大幅に上回る90分ほど昼下がりに駄弁っておりました。
物療のベテランは訊けばなんでも答えてくれますよ。
もう少し話したいことはあるのですが、今回はここら辺を枕としたいと思います。
じゃあ前振りが長かったですけども、はじめますよぉー!
まず、ジアテルミーとはなんぞや?というところから始めないといけないと話が始まりません。皆さんに先日ご協力いただいた結果です。
最下段の回答は20人 (ご協力ありがとうございました。)はほっとくとして、
残り41人で
もちろん知っているし、活用している。 3人・・・ 7%
ナニそれ?聞いたことすらないし、知らない。 58人・・・ 59%
知ってはいるが、使ったことはない。 14人・・・ 34%
なんと6割近くの方が、知らないという驚愕の結果になりました。私としては、先日行われた某オンラインセミナーで業者さんがここ3年マイクロ波は売ったことがないとおっしゃっていたので、若い人には知名度がないとは思っていましたがここまで不人気とは考えていませんでした。
ジアテルミーとは、
平たく言いますと、国内での認識は超短波・マイクロ波機器を用いた温熱療法。深部温熱療法、生体に電磁波を照射すること。
ただ海外(ざっくりしすぎですが、米国だと思って良いと思います。)では、電波・電流・超音波を使用して温熱エネルギーに変えるものに関して
『ジアテルミー』という言葉を使うようです。随分と幅広い意味で捉えられています。
周波数によって電波の名称がありますので、簡単に目だけ通してみてください。