物療 OF THE YEAR！　決定の巻

良い子の皆さん、こんにちは。

まず、今記事は各メーカーの特色ある何とか波をどうにかまとめて構成しようと考えましたが、如何せん前回お伝えしたマッサージガンが想像の遥か上の出来栄えだったためメインにしました。

ええ、実はうっかり手を出した何とか波が沼すぎて手に負えない。

例えるなら、気になった娘に近づいて、いい感じになったと思ったら実はすげぇ闇を抱えていてどうしていいものか困りに困った結果、

何もできずただ隣で一緒に泣く事しか思いつかなかった青春時代と、
口の中を切った時血の錆びた味が充満した感じ、
その辺をフラッシュバックさせながら感傷と敗北感が綯交ぜになり
読者の皆さんにはきちんとしたものを出さないと申し訳ないので、

ここは切り替えていこう！と、締め切りもあるし。笑

という訳で、欲しいものはこの歳 (いくつなんだよ！) になっても我慢できず、サンタさんにお願いしても届けてくれそうもないのでまた機器を買ってしまった、山梨の酸素が多いんだか少ないんだか分からんような高地で整骨院を営む不肖大房です。

どうぞよろしくお願いします。

とは言っても各メーカーさんの波形を少し学ぶ、ザックリしたコーナーを始めることにしました。

私もザックリしていますが、調べても大分ザックリし過ぎて頭は禿げるわ白くなるわで、伝わるかは難しいですけど、何とか波ってこんなにあるんだなぁと思って頂けたらそれで良いことにします。

諦めてはおりません、締め切りに負けただけです。
臥薪嘗胆と安西先生はいつでも心に刻んでいます。

前月の記事でも触れた大島製作所

画像は、大島製作所のバイオトレーナーⅡ

これに入っている二相性矩形波 とは、いったい何であろうか？
こんな波形です。

※画像作成・提供　花上

特長
・一般的な交流と異なり、出力が理論上2倍出るため筋肉トレーニングに適した波形。
・デジタル回路とアナログ回路を合成しているため多くの筋肉神経が反応し、筋トレ効果が高いことが特徴。
・EMSに向いています。
使用対象
・スポーツ選手、筋肉の厚い部位、筋の重なった部位の筋肉トレーニング。

今号も本題からしばらくの間、脱線していきます。

ポケットエコー miruco(ミルコ)

朗報です。
ついに！日本シグマックス株式会社 SIGMAXから出ている超音波画像診断装置 (以下エコー)〝ポケットエコー miruco(ミルコ)〟が医師以外でも購入できるようになりました。

と云っても柔整師用という形なのでそれ以外の方は、すいません。難しいのかな？かもしれません。。。(察しましょう)

どういうことかと云いますと、この11月より株式会社SSB(エス・エス・ビー)で独占販売するようになったということです。

株式会社SSBはご存知の方も多いと思いますが、整骨院・接骨院向けのレセコン大手の会社です。以前よりエコー機器のハイスペック機からポータブル器まで取り揃えてはおりましたが、miruco がついに購入できますよ！

購入の条件ですが、特にありません！レセコンの契約をしていなくても問い合わせて、欲しい！と云えば普通に買えます。凄くないですか？

何をそんなに興奮しているのか？そうなんですよ、この miruco 価格が破格なのですよ！税抜きでなんと、３０万円切りました！３年保証を付けても４０万切ってますから、リニア型のエコーであるなら随分と心が揺れるものだと思います。

既に高級機をお持ちの方には、ドプラーもないし画像の解像度も低いので満足できないものかもしれませんが、欲しいのだが手が出なかった方には入門機として魅力的なものだと思います。

簡単に仕様を。こんなに小さいです。

プローブ
寸法：約78(幅)×約132(高さ)×約24(奥行) mm
ケーブルの長さ950㎜
重量: 約140g
タブレット
寸法：約102(幅)×約195(高さ)×約9(奥行) mm
重量：約254ｇ

プローブとタブレットの重さを足すと(約394g) ソノン(約370ｇ)とあまり変わりません。

画像はやはりハイスペックなものと比べると大分粗いですが、価格と大きさを考えたら良いんじゃないでしょうか。

そしてSSBで取り扱ってくれるメリットがまだあります。この会社では早い時期から、エコーの販売をしていたため薬機法で認められたものしか扱っておりません。(この解釈は、あれこれ団体によって違います。)

昨今粗悪であったり、出どころのよく分からないエコー使用されそれを使ったこと、その後の対応について非常に問題になっています。

こちら
(社団の方には配布されています。他は知らんです、というかそれ以外の団体では制約はなさそうですね。)

※取り扱いなどは難しい問題なので適切な対応をお願いします。

そしてSSBで購入する最大のメリット！
セミナーやフォローアップがしっかりしている。導入時エコー未経験の人でも、それなりに手取り足取り教えてもらえます。

その先は、セミナーだとかオンラインサロン、facebookのコミュニティー、メーカーの視聴動画やら、書籍等学べる機会は如何様にもあるので技術向上は頑張りましょう。

ちなみに、私はここで学ばせて頂きました。
エコーセミナーは来春には募集の告知があると思います。
FREE　THERAPIST　LABO
関東圏の方でないとちょっと大変かも知れませんが、オフラインの繋がりは大事だとつくづく思います。

日本シグマックス株式会社 SIGMAX　のHPも充実しており、資料・エコー動画かなりあるのでご覧ください。

もう１つエコーです。

iViz air リニア　

ワイヤレス超音波画像診断装置　富士フィルムの iViz air リニア　です。

昨年、コンベックスタイプのものが先行してリリースされました。無線式のものでは画質もよく評判も高かったです。そして満を持して、リニア型も登場です。

上記 miruco と同様専用のタブレットが付きます。アップデートも随時していますので、長く使えるようになっています。

まず普通に購入をすることができるのか？という大問題がありますが、普通に購入が可能です！その場合２通りあり、富士フィルムから直（一筆必要）、もしくは皆さんのお付き合いのある取引業者へ依頼する。

興味だけで2度の電話をしました、1度目はコンベックスが出た時。リニア型はいつ出ますか？という問い合わせでした。こんなどこの馬の骨みたいなものが電話したにもかかわらず、親切丁寧に対応していただけます。

そしてリニア型が出たということで、どんなものでしょうか？と2度目の電話です。

流石、超一流メーカー富士フィルム

『世界は　ひとつずつ　変えることができる。』
『Value from innovation　－イノベーションを。心躍る未来を。』

こんなカッコいいこと云いますから、営業さんもスマートです。
話をしていて卒がありません、そして質問に分かりやすく的確に答えてくれます。

富士フイルムプラネッツも全力で応援しようと心に決めました。

と思ったら、廃部になっていた。。。えっ。

多分、タイミングが合えば私はこちらを選んだことでしょう。理由は以下。

少し仕様を。

iViz air リニア　

プローブ
寸法:　約57.9（幅）×約170.5（高さ）×約29.0（奥行き）mm
重量:　約147g
タブレット
寸法：約70(幅)×約147(高さ)×約8.9(奥行) mm
重量：約167ｇ

合計約314g　これまた軽いです。
ソノンはプローブのみで約370g(バッテリー込)ですから。

ミラキャスト使えばそちらで画像も共有できます。
なので、タブレットのサイズが気になるようならそれに接続すれば何でも繋げられます。

3年保証がついて100万越えてきますから、まぁまぁ良いお値段。
ですが、
プローブがコンパクトで軽い、そしてコードレス使いやすいです！
(私的にはこのプローブが軽くて小さいことが重要。時を戻そう。ってならんかなぁ。)

富士フィルムのHP　も充実しています。ちょっとしたエコーの使い方やメールマガジンまでありますから、チェックしましょう。

SONON 300L

そして比してソノンです。タブレットは付属しません。アプリをインストールして好きなタブレットを使用します。最近アップデートで２画面に対応できるようになりました。

これからもアップデートは年次くらいはしていきますので、益々使い勝手が上がってきています。

タブレットに取り込んだ画像や動画を共有できます。(アプリなのでPCでは、今のところ使えません。)
LINEやFacebook、メール等やクラウドで共有もできるので詳しい先生方に送って確認してもらったり、勉強会にも使えます。手軽なので自由度は非常に高いです。

これがソノン最大のセールスポイントだと思います！

SONON 300L

寸法:　約78.0（幅）×約229.0（高さ）×約38.0（奥行き）mm
重量:　約370g

末端価格でまあまあなタブレット(任意のもですが、IPAD持っている方は要らないです。）と5年保証つけて130万程度はします。

どちらも無線でコンパクトな使い勝手として比べると、ソノンのほうはデカくて重いんですよ。そして使用時の端末へのログインなど少しめんどくさい。(あくまでも私見です。)

画像はやはり大きい筐体のものと比べたら、圧倒的に負けますが価格も大分変りますから欲しい方はデモをした方が良いですね。

どちらもデモはしてくれます。
ソノンについては、酒井医療でも取り扱いがあるので担当かお付き合いのある卸さんに相談してください。

iViz air リニアは富士フィルムに電話すれば良いです、空いていれば複数台の貸し出しもできるそうなので体験会でも勉強会でも相談すれば良いですね。興味のある方は、営業の方に繋ぎますのでDMください。

使い勝手や仕様を語るのは良いのですが、エコーはそんなに使いこなせていませんのでレビューなどは来年にでも記事にしたいと思います。
（あくまでもポータブルの持った印象や、使い勝手にかぎります。大きい筐体の方は、凄い方ばかりで手に負えません。）

先程聞いた情報 (12月18日夜)です、まだ確認はきちんとできておりませんが実機を見た、使った人が云うので間違いはないと思います。
ワイヤレス・ポータブル・エコー　FAMUBO　新しくなったそうです。

↓↓↓　これは旧型です。↓↓↓

ただ、なぜかカタログやHP等はまだ出来上がっていないらしく新しくなったものの正体が分かりません。エコー画像は見せていただきましたが、非常にきれいでした。

来年になれば詳細はでるのでしょうが、なぜ販売が先行しているのに何も出てこないのか不思議です。

無料セミナーのお知らせ

伊藤超短波でエコーの無料WEBセミナーもやっています。
篠﨑達也（しのざきたつや）先⽣が講師です。
事前申し込みが必要なので、お早めに！

酒井医療でも物療セミナー『SAKAImed Learning STUDIO』
のアーカイブが期限付きですが、無料視聴で勉強できます。非常に有益なものですので、参加できなかったかたは登録して是非！

講師は物療の神様　髙橋さんです。
首都圏営業所長の宮崎さんも出演しております。
残り3回です！