リアル物理療法マガジンでは、購読者様との近い距離感を作っていきたい為、積極的に皆様の声をピックアップしていきたいと思っております。
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こちらのハッシュタグをつけて、感想ツイートを頂けましたら幸いです!!!
こんにちは! #リアル物理療法マガジン ライターのハナウエです。
今回の記事は皆さんお待ちかね。波形です。
今回から、物理療法における用語や意味を深堀りして理解力を高める記事をシリーズ化していこうと考えております。
①波形と周波数(本記事)
②通電効率
③刺激と感覚
このようなイメージを想定しております。
※内容は変更する可能性がございます。
今回、波形の画像がいくつも登場しますが。。。
引用した画像以外のものは全て公開します。
是非アウトプットで使用してください。
その際には必ず「#リアル物理療法マガジン」のハッシュタグをつけてください!そうすれば画像は全て著作権フリーでTweetでも、資料でもなんでもご利用ください。
何故そうするかと言うと、必ず忘れます。波形なんて普段見えません。見ることが出来ません。オシロスコープでしか見れません。
だから、見ないから忘れるんです。必ず、アウトプットしいないと忘れます。
忘れては意味がありません。覚えた、覚えるなら繰り返し見て、理解しなければ何も意味がありませんので、是非ガンガンアウトプットで使用してください!
波形とは、電流刺激の通電様式のことです。立ち上がり時の電流の変化により形状が変わります。これにより、様々な反応をコントロールすることが出来ます。
例えば
この図と
この図では明らかに形状が違いますよね?本記事はこの2つの電流の特性は
・どのようなものなのか?
・どういう時に使い分けるのか?
を理解するための記事です。
今回は、波形+周波数 に関連するお話をさせていただきます。あなたが次の用語について、自身を持って説明できないのであれば、この記事を読めば患者さんに対しても、施術のときにも迷いがなくなります。
・周波数
・パルス
・パルス幅(時間)
・パルス間隔
・ON時間
・OFF時間
・立ち上がり
・立ち下がり
・矩形波
・正弦波
・三角波
・棘状波
・台形波
・バースト
・スイープ
・コンスタント
・変調
・デューティーサイクル
・振幅
このあたりの用語について、わからない物がある場合はきっとお役に立てると思います。
本記事に入る前に、是非見て、読んでいただきたいコンテンツがありますのでご紹介させていただきます。
https://therapistcamp.com/sukumane/page/detail/145
」まずは当マガジンライターの髙原先生の記事!電流療法についての基礎はこちらで学んでいるはずなので、今回はその沼に突っ込む形の記事です。ということは、これを読んでいないとちょっと厳しいかも!?
えーまだ読んでないよー…という、そんな方にはこちら。
微弱電流の講義ですが、こちらの動画で更に理解が深まります!記事を読む前にかならずご視聴ください!
そしてこちらも!!!
鍼灸師である陣内先生のYouTube動画!こちらは特に内因性オピオイドの解説がしっかりされていますので是非御覧ください!
こちらのコンテンツを読んだ上で、本記事を読むとより一層理解が高まります。
さて、あなたは普段、様々な電流治療器を院で使用していると思います。その際に、設定をイジったり、そのまま使ったりしていると思いますが…
周波数の目的はなんですか?
その波形の意味を理解していますか?
何の目的でその波形にしているのですか?
少しだけ考えてみていただきたいのです。
よく病院や治療院などのスタッフ間でこんな話をしたことはありませんか?
「この治療器は高周波だから深部まで届くんだ!」
と。
はっきり言いますが、僕はこれはあまり重要だとは思っていません。
深く届いたのか、届いていないのか?は非常に重要なのかもしれませんが、僕としてはそれよりも、自分や患者さんが求めていることが達成できたのか?のほうが重要だと思っています。
そもそも、電流が深く届く=浅層をすっ飛ばして深くだけに効くことなんてあり得るのか?ということにも注目しなければなりません。
しかし、目に見えないエネルギーを扱うと、目の前で起こっている事象よりも頭の中で考えている「イメージ」が勝ってしまうケースも考えられます。
本当は浅層に届いている電流で起こっている反応なのに、高周波=深部と勘違いして使用している場合、他の患者さんに同じ事が提供できるのでしょうか?
その目的や目標を達成するための手段として物理療法機器は存在しているわけですが、あくまでもそれは手段です。
プロセスとしては重要だと思いますが、そこを考えすぎてもあまり意味はありません。
と、乱暴に言うとかなり批判を食らいそうですw
そうです。正直に言うと、大事なのは結果なのですが、結果だけ求めていては再現性が無い事が多いのです。
それが現在蔓延している物理療法機器の扱い方だと、僕は感じています。
今回の記事は波形についてですが、それに付随して
・周波数
・パルス幅
・出力
についても絡めてお話をします。
まずはこちらをご視聴下さい!
しつこいですが、こちらでも十分理解はできると思います。
こちらのセミナーの中でも波形について語っていますので必ずご視聴ください!
これに関しては様々な意見があると思いますが、
・受け取る側の感覚
・臨床データ
・その2つに対する効果
として、整理するために必要な要素だからです。
皆さんは、なんとなくだけで設定を決めていませんか?
「この設定のほうが効いている気がする」
「この設定のほうが気持ちがいい」
なんとなくで決めていて、なぜそれが効果が出たのか?どんな症状の時に良い反応を得られているのか?
周波数、パルス幅の情報は、この部分を整理するための要素です。
再現性を高めるために、必要な情報素材になりますのでしっかりと学んでいきましょう。
・より深くてわかりやすい波形講義
・今まで理解していなった波形の意味をマスター
・パルス幅の重要性を理解
・出力と周波数の関係を理解
今まで、周波数について理解できなかったり、苦手意識がある方でも、内容が頭にしっかり残るようになります。
なぜ必要なのか?をイメージした上で基礎的な話も混ぜますので、通常の教科書通りの流れではないことはご理解下さい。
さて、はじめに問題を出します。
①慢性になってしまった腰痛症の方に対しての波形の設定は?
②急性期の足関節捻挫での設定は何を意識する?
③電流治療の効果を高めたいときにはどの設定を変化させる?
④電流が苦手な方に対してはどの設定を変える?
⑤痛みが強い波形はどんな形?
本記事を読み終える頃には、この疑問にスッと答えられるようになります!!!
では早速、波形 沼へ行きましょう!