柔整の働き方を改革する高山氏と、大手接骨院グループから一般企業まで幅広くサポートを依頼される久保氏が、
某専門学校現役3年生のお二人と、『就活』をテーマにリアルな思いと考えを共有し、議論した。
[学生紹介] 写真左:佐藤さん(柔整学科3年)、写真右:村上さん(鍼灸学科3年)
__就職というテーマで、何かご活動されている事があると伺いました。
2人 M,CONNECT(Medical 4 Connect)という医療学生のための就職情報コミュニティを4人で運営しています。
佐藤 きっかけは、僕は1,2年生の頃から就職について興味があったのですが、全く情報が入ってこなくて、悩んだ事です。だったら自分たちで活動して、後輩達や、自分と一緒に就職する仲間達にも、情報を伝えられたらと思って、この活動をしようと思いました。
村上 僕は、医療系だけじゃなくて、いろんな所でアルバイトをしてみて、他の大学生とかもリクルート活動していく中で、そういう繋がりもあると将来的に幅が利くんじゃないかなっていう部分と、
そういう就職情報の共有などで、単純に横の繋がりや信頼関係をもっと深めていきたいと思って始めました。
__やはり就職に関する情報は少ないですか?
村上 学校側からの紹介はもちろんあるのですが、基本的には、先生から「こういう所はどう?」と提案を受けて、そこが良かったらそこにする、というような感じです。
僕らの学年から臨床実習が始まったので、前の世代よりは外部との繋がりも増えたとは思います。
でもそこしか知らない状態って、幅が利かないというか、もっと他も見るべきじゃないかなと感じています。
___具体的には、どのような活動になりますか?
村上 情報の共有をしていく上で、実際に僕らが治療院に足を運んでいかなければ、信憑性や説得力にかけると思っているので、ご紹介頂いたところに関しては、しっかり伺って、SNS等で発信していきたいと思っています。
接骨院にも様々特徴があると思うので、もちろんセラピストでも治療家としても、
保険の部分やそれ以外の部分に関しても、とにかく知らない事が多いというのが素直な思いです。そのあたりの情報を増やしていきたいです。
学校だけだと、どうしてもクラス内だけの情報とか、あの人SNSでは知ってるけど、実際にやりとりした事はなかったり、そこの部分に何か行動できたらなと思います。大人と関わる足掛かりになればいいなと思っています。
学生主体、学生目線のあり方(対談形式)
高山 せっかく運営するなら、その活動を学生起業みたいな形にするのもいいかもしれないですよね。
村上 情報の共有を目的に始めたので、考えたことはなかったのですが、やれたら面白いなと思います。
高山 現状の就職説明会って、しっかり費用がかかってくる中で、中々難しい部分があると。
もっと学生主体、学生目線で運営ができたら、学生も面白いし、参加する企業側も前向きな学生と出会える事で、
お互いwinwinな形になると良いなと思います。
久保 僕は、様々な人材の相談を頂くのですが、例えば、ドクターと柔整の連携した店舗の人材案件やメジャーリーガーが通う施設の人材募集とか、
お金出せば入れる説明会というよりは、そういう良い所は紹介で人材が決まっちゃうので、お金出しては出てこない、そういう所を知ってほしいんですよね。
村上 それを学生は知らないですよね。実際に自分で動いている学生はごく僅かで、ある意味学校におんぶに抱っこな状態が多くあると思います。
学生から学生へ繋がるコミュニティ
高山 2人のサービス(M,CONNECT)と繋がっておくと良い学生情報が取れるし、
僕たちも学生が集まって来てくれるというメリットがあるとなれば、
企業側も感度の高い学生に出会えるって事で、凄く良い形が作れると思う。学生時代に事業運営するっていう経験は、社会に出た時に大きな武器になります。
久保 現役の学生がやることに意味がありますね。
高山 後輩にも手伝ってもらったりして、毎年、学生リーダーみたいな存在を作っていくと。代々受け継がれていくと良いですよね。
村上 僕らとしても、先輩方の就職情報っていうのが中々聞けなくて。今年その身になってみて、僕らがその活動をする事で、僕らの下の世代に繋がって行ければ良いなと思います。
寄稿:キロマツ
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